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「春分の日」3月21日の三条市成人式に三条市成人式実行委員会が抜群のチームワークで準備を進める (2011.2.21)
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ことしも「春分の日」の3月21日に行われる三条市成人式に向けて、新成人19人を委員とする三条市成人式実行委員会(熊倉茂樹実行委員長)は、本番に向けて会議を重ね、準備を進めている。
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21日開かれた三条市成人式実行委員会
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委員は希望者を含む三条市内の中学校から推薦してもらった新成人。昨年10月8日の第1回会議に始まり、本番まで残りちょうど1カ月となった2月21日夜は、第6回の会議を開いた。
この日のメーンは、成人の半分の10歳になった小学校4年生から募集した新成人へのメッセージを模造紙に張る作業とリハーサル。近年、ハーフ成人式としてはたちへの折り返しとなる4年生から親へ感謝のメッセージを書くなどの学校行事が広く行われている。
昨年までは一般から新成人へのメッセージを募集したが、ほとんど応募がなく、今回は学校を通じて4年生から募集したところ、800通もの応募があった。メッセージは、はがきの半分のサイズの紙に子どもたちが手書きしたもので、成人式会場に飾るとともに、3月末から三条東公民館でも展示するほか、さらに今の4年生がはたちになる10年後の成人式でも飾ろうという壮大な計画だ。
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大ホールでリハーサル
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続くリハーサルは、すでに作成したシナリオに基づいて司会進行や登壇やおじぎの仕方などを練習。新成人が読む「成人の言葉」は、三条市が作成したものを読むことが多いが、ことしは新成人が自ら進んで作成した、こだわりの言葉だ。上映する当時の各中学校教諭からのビデオメッセージも一部上映し、段取りを確認した。
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実行委員がデザインした当日、配布するパンフレット
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三条市では毎年、新成人で実行委員会を組織して成人式を運営している。この日の出席は12人と少なめだったが、いつも15人前後が出席。例年、多いときでも10人くらいで、ことしは出席率が高く、意欲的。これまで2回、食事会を開いたのが功を奏したようで、チームワークは抜群だ。
実行委員長の下田中学校出身、熊倉茂樹さん(20)=三条市桑切・新潟大学2年=は、「初めての会議はちょっと心配しましたが、食事会もあって打ち解けました」。実行委員会に「仲間と会えるので楽しみながら成長させてもらっています」と話していた。
当日、配布するパンフレットも漫画家を目指す実行委員がデザインした。実行委員会はあと2回開き、前日と当日に会場でリハーサルを行って本番を迎える。
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