9日午後、公立高校入学試験の行われていた燕市・県立吉田高校に爆破予告があり、爆破物などは見つからなかったが一時、試験を中断して受験生を避難させる事件があった。
爆破予告があったのは午後2時1分。吉田高校に電話で3時に爆破するという内容の予告電話があった。爆発物などに関する内容はなかったが、2時11分に同校から110番通報があり、燕署から署員が出動した。
まず同校職員と燕署員で体育館に不審物などがないか確認したうえで、2時40分から行う予定だったが試験科目の最後の理科試験を中断し、受験生139人を教室から体育館へ避難させた。
その後、校舎などを捜索したが、不審物は見つからなかったため、受験生を教室へ戻し3時23分から試験を再開し、4時8分に試験を終わった。悪質ないたずらと思われるが、燕署では威力業務妨害を視野に捜査を進めている。