長岡市・国営越後丘陵公園では、12日から4月10日まで雪割草まつりを開き、春を告げる花、ユキワリソウの展示や即売会、講演会などさまざまなイベントを繰り広げる。
3月は屋内でのイベント、4月は園内の約10万株のユキワリソウ群生地に咲く花を楽しんでもらう。
展示では期間中、花と緑の館で雪割草立体展示を行う。ユキワリソウ群生地を屋内の8.4×2.7メートルに再現し、記念撮影スポットにお勧め。12日から27日まで「雪割草と春の仲間たち」としてさまざまなユキワリソウの銘花や山野草、盆栽も展示する。
イベントでは、国際雪割草協会が3月19日から21日までの3日間、暖の館で展示即売会を開く。会員が育てたユキワリソウ200点を以上展示するとともに、苗や園芸用品、関連書籍の販売を行う。午前10時から午後4時まで、最終21日は午後3時まで。さらに19日から21日まで雪割草相談コーナー、20、21日と雪割草講演会も行う。
雪割草押し花クラフト・作品展示、越後長岡雪割草の会による展示即売会を花と緑の館で行う。雪割草押し花クラフト・作品展示は、ユキワリソウの押し花を使って、しおりやキーホルダーを作り、押し花を使った作品を展示する。
クラフトは19日から4月10日までの土、日曜と祝日の午前10時から午後3時まで行い、参加費は200円から1,000円。押し花で作った作品を19日から4月10日まで展示する。
越後長岡雪割草の会による展示即売会は、26、27の2日間、会員が育てたユキワリソウの展示と苗の販売を行う。26日は午前10時から午後4時まで、27日は午後3時まで。
期間中の休園日は3月14日(月)、22日(火)、31日(木)で、3月中は入園料と駐車料が無料。また、4月中旬ころには、約10万株のユキワリソウ群生地と、里山フィールドミュージアムで一面に咲く約100万株のカタクリの大群落が楽しめる。続いて4月中旬から5月上旬は200品種、15万本のチューリップが咲き、春の花のシーズンが到来する。