三条市上野原、中小企業大学校三条校(佐藤勉校長)は、4月から始まる「平成23年度研修事業計画」を策定し、6つの新規コースを含む計32コースの受講生を募集している。
平成23年度の研修コース数は昨年度と同じ32コースで定員合計は825人。新規研修として「後継者のための計数管理力教科講座」、「納期管理とリードタイム短縮の進め方」、「製造現場のポカミス防止対策」、「実践!提案営業力教科講座」、「経営トップセミナー」、「クレーム対応力強化講座」の6コースを新設した。
また、モノづくり中小企業に元気を与える「生産管理分野研修」を1コース増やして全コースの4分の1の8コースとした。ほかにも「中小企業の経営課題解決に資する研修」や、研修効果を高めるために、前半で理論と手法を学んだあと、次の研修期間までに自社の課題を見いだして後半にのぞみ、その課題解決につなげる方法を導き出せるようにする「インターバル研修」も9コース設定している。
なお、同大学校を運営する中小企業基盤整備機構は、民間事業者の創意と工夫を反映し、地域中小企業の人材育成ニーズに対応した研修を拡充するため、10月からは一部を除いた中小企業向け研修に関する業務と大学校施設の管理・運営業務を昨年7月に閣議決定した「公共サービス改革基本方針」に基づき民間事業者に委託して実施する予定で、民間委託後に研修内容に変更になる可能性もある。
研修内容は同大学校のホームページに掲載している。問い合わせや申し込むは同大学校(電話:0256-38-0773)人材支援課へ。