三条市のユキワリソウ愛好家でつくる三条雪割草寿会(本井富士雄会長・会員16人)は12、13の2日間、三条市新光町、「雪割草園ヌグリー」で第12回雪割草展を開き、色とりどりの小さなユキワリソウの展示やチャリティー即売などを行っている。毎年、収益の一部を寄付にあてているが今回は地震の被災地に送ることも検討している。
毎年、この時期に行っている恒例のイベント。会員の育てた約300鉢を展示するとともに、ポットや鉢植えを即売している。即売品には、チャリティー部門を設けており、1ポット100円からなど毎年、格安なチャリティー価格で販売した売り上げの一部を市内の育成会などに寄付している。今回は、前日、発生した地震被災地への寄付も検討している。
毎年、大勢のユキワリソウファンが次々と訪れるが、前日からの地震とこの日未明には長野県北部や中越地方を震源とする地震も発生した影響は大きく、初日13日午前中は昨年までの半分くらいの来客ペースだったという。
それでも、訪れた人たちをピンクや紫、緑、白など色とりどりで形も大きさもさまざまな花が迎え、穏やかな陽気のなかで少し早い春の訪れを感じさせていた。
最終日13日は午前9時半から午後4時まで。会場の店舗は、国道289号・通称第二産業道路を石上大橋方向から三条市街地方向に進み、市役所通りの信号交差点を過ぎてまもなくの三条署手前を左折して、突き当たり右手。「雪割草」と書いたのぼり旗が目印だ。