三条市は14日朝の庁議で地震への対応について話しあった。
行政課を中心に、ただちにすべきことと、義援金の窓口や市民からの救援物資受入など中期的なスパンで考えていくことの2つに分けて整理し、本日開催中の市議会委員会終了後までにまとめ、その時点で再び庁議を開き、確認。関係部署で対応にあたることにしている。
また、節電対策については、職員が登庁時から自主的にできる場所では蛍光灯も消すなどして対応しており、開庁しているとは思えないほど庁舎内は薄暗くなっている。
国定勇人市長はこの日、ブログ「三条市長日記」で、前日14日から長岡市と小千谷市の市長と意見交換した結果、14日午後2時から三条、長岡、柏崎、小千谷、見附の「被災経験5市」で、今後の対応に関する協議の場が設けられることになったと書いた。
さらに、節電などすぐにでもできることは実施しており、「私たちだからできること」も協議し、14日中に何らかの決断をしたいとの考えを示し、一時的な借り上げが難しい衛星携帯電話の買い上げ調達など、副市長はじめ関係職員の迅速な対応に感謝している。