東日本大震災の避難所となった三条市総合福祉センターに福島県南相馬市からの団体避難者300人近くが16日夜遅くに到着した。
バス6台に分乗して午後10時から午前0時前までの間に3回に分けてバスが到着。そのたびに国定勇人三条市が外へ出て避難者を迎え、屋内に入った避難者に歓迎のあいさつ。おにぎりやみそ汁を提供し、ふかふかの布団と毛布を配布した。
高齢の人が多く、あちこちで「疲れた〜!」とぐったり。食事をろくにとることができず、この日も食べたのは朝のおにぎり1個だけ。避難場所の移動が3回目という人もいた。
また、大震災以来、一度も風呂に入っていない人もいて、同センターの風呂が利用できるという説明には、おとなも子どもも顔をほころばせていた。