燕市内の4団体が20日、燕市内の避難所で生活する避難者の救援物資にと20日、下着180組を燕市被災者支援対策本部(本部長・鈴木力燕市長)に寄付した。
燕ライオンズクラブ(細川哲夫会長)、同雪つばき支部(石黒八重子コーディネーター)、つばめ生活学校(渡辺裕子代表)、読み語りボランティア「おはなしコロボックル」(龍道裕子代表)の4団体が寄付したもので、上下の下着とスパッツのセット合わせて180組を寄付した。
午前10時に各団体から9人が訪れ、団体ごとに鈴木市長に目録を手渡した。この日朝の時点で燕市が受け入れる避難者は、3避難所で計211人。250人収容可能としているが、受け入れは毎日、増え続けている。
各団体の人たちは「今後も避難者は増えますか?」、「長期化すると大変になりますね」と避難者と支援する人たちを心配し、「できることはやらせていただきます」と、さらなる支援を約束した。
鈴木市長は、最初は疲れきった表情だった被災者が「だいぶこうゆとりというか安心が戻ったんでしょうね、顔つきも非常に良くなってこられました」とほっとする。
比較的若い世代が多い吉田・弥彦消防本部の防災センターの避難者は、支援されるだけでなく自分たちでできることが自分たちでやりたいと班編制してトイレや風呂掃除を始めるという動きに喜び、毎日届く救援物資に感謝していた。