三条市社会福祉協議会と新潟県共同募金会三条市支会は、20日午前10時半から午後5時まで、市内のスーパーなど4カ所で東北関東大震災義援金の街頭募金を行い、合計で162万7,246円の善意が寄せられた。
募金活動は、イオン三条店(旧ジャスコ)、原信四日町店、ホームセンタームサシ下田店、サンゴマート下田店の4カ所で行い、三条市支会の会長の国定勇人市長や同社会福祉協議会の崎山興紀会長をはじめ、社会福祉協議会職員、ボランティアなど合計約80人が交代で参加した。
イオン三条店では、国定市長も午前10時半から1時間ほど参加。学生ボランティアの小学生、中学生、高校生などといっしょに「募金に協力をお願いします」と大きな声で呼びかけると、買い物客などが、次々と財布から広げて募金箱に善意を投じていた。
同店を訪れる多くの人が募金に協力し、紙幣を差し出す人も目立った。いろいろな募金活動を行うボランティアも「いつもと違う」と協力の大きさを実感。あっという間に、「募金箱が首に下げられない重さになった」と話す人もいた。
5、6人の小学生の男の子のグループは、それぞれの財布から小銭を取り出して募金箱へと入れている姿もあり、募金活動を行う人たちも「ありがとうございました」とさらに大きな声で、礼を述べていた。
募金実績はイオン三条店93万5,558円、原信四日町店38万9,450円、ムサシ下田店とサンゴマート下田店で合わせて30万2,238円の合計162万7,246円にのぼった。
集まった募金は集計した同社会福祉協議会によると、募金箱には千円札はもちろん、五千円札や一万円札まであっっという。予想を大きく上回る大きな協力に驚き、大きな善意に感謝の気持ちでいっぱだった。