三条市が本部のヴィームスタジアム(株)=永井篤利代表取締役社長・三条市横町1=は24日、市内4カ所に避難所を開設している三条市に、避難者や被災者の支援、避難所の運営などに役立ててほしいと1,000万円を寄付した。
午前10時半に同社の永井社長と佐藤正明専務、グループ企業の(株)ニューアサヒの長尾稔常務の3人が市役所を訪れ、国定勇人市長に1,000万円の小切手の包みを手渡した。
同社は、県内でパチンコ店「ヴィームスタジアム」12店舗を経営。震災後、東京電力の計画停電実施の発表後すぐに、店舗のネオンサインを消すなどいち早く対応している。長岡や柏崎の店舗が中越地震で被災した経験ももち、多くの支援をもらったという。
永井社長は、非常に大きな災害を見舞うとともに、「1日も早く復興を目指していただければという思い」、「少しでも力になれれば」と話していた。
国定市長は、本当に感謝しますと礼を述べるとともに、今回の災害や市内への避難者の受入についても、「多くの方々が自分たちの体で、お金で、物資で支援しようとしている。あらためて三条ってすごいなと感じている」と話していた。