和平フレイズ株式会社(和平稔夫社長・燕市物流センター2)と子会社の株式会社フレスカ(同・同)は30日、フレスカが運営するアウトレットショップ「ストックバスターズ」=燕市物流センター2=の2,000円分のお買物券230枚を燕市の避難所で生活する人たちに配布してほしいと燕市に寄付した。
和平フレイズの轡田明夫副社長が午後2時半に市役所を訪れ、鈴木力市長に帯封をしたお買物券を手渡した。
お買物券は、ストックバスターズで2,000円分の商品券のように使うことができ、230枚で46万円相当の寄付になる。
東日本大震災で燕市内には200人前後が避難しており、1人1枚ずつ行き渡る計算。ストックバスターズには台所用品がたくさんあり、轡田副社長は「どのタイミングで必要になるかわかりませんが」、「ほんのわずかで本当に心苦しいんですけれども」、「気晴らしにどこかへ出掛けるきっかけにもなれば」と話した。
鈴木市長の子ども2人はそれぞれ北海道と東京の大学へ通っており、「家財道具をそろえるのにこちら(ストックバスターズ)を利用させていただきました」。「タイミングを見ながら配布させていただきます」と話していた。