燕市は30日、東日本大震災に伴って市内の避難所に受け入れている被災者を家族でもてなしてくれるホストファミリーの募集を開始した。
燕市では約200人の被災者を受け入れているが、復興のめどがたたないなか、厳しい生活を強いられる被災者とともに週末に食事したり、外出したりして生活に変化やうるおいを与えてくれる家族を募集している。
初めてなので、募集をかけながら内容は柔軟に調整していくが、民泊を受け入れたい、一緒に食事やゲームを楽しみたい、一緒に観光などに出掛けたいという家族、当面は約20世帯を募集している。鈴木力燕市長のブログによると、初日だけで4件の申し込みがあったという。
受け入れ条件は半日か1日、あるいは1泊2日で交流し、ホストファミリーとして短期の受け入れを随時、行う。受け入れをしたい家族は、世帯主の氏名、住所、家族構成、ペットの有無、電話番号、受け入れ希望人数、受け入れ希望日、そのほか受け入れにあたっての条件などを知らせる。食事や移動にかかる実費は、受け入れ世帯が負担する。
詳しくは、受け入れ世帯と避難世帯との相互の希望条件を調整する。第1次募集は4月15日までだが、応募状況により5月以降も募集する。申込先は次の通り。
■申込先 燕市役所総務課 電話/0256-92-2111 FAX/0256-93-3210 |