燕市内の小学校と中等教育学校の4校が31日、校内での募金活動などで寄せられた義援金をそれぞれ燕市に寄付した。
それぞれ校内募金などに寄せられた燕中等教育学校7万6,142円、燕東小学校12万5,428円、大関小学校6,357円を寄付。燕南小学校はまだ集計していないが、謝恩会の6年生の保護者や学校職員に募金した善意を寄付した。
各学校から代表が午前11時半に市役所を訪れ、鈴木力市長に善意の詰まった募金箱などを直接、手渡した。鈴木市長は「ありがとうございます」と受け取り、握手して感謝の気持ちを表した。鈴木市長は出席者の同意を得て、燕市内に開設されている避難所に避難している人たちのために活用させてもらうことにした。
避難している人のなかには市内の学校へ編入する子どももあり、「仲良くしてあげてください」と求めた。燕東小の児童は言葉を添えて鈴木市長に募金箱を手渡したが、そのうちのひとつ「努力と助け合いは不可能を可能にする」の言葉が鈴木市長の琴線にふれ、「この言葉いただいていいでしょうか」と話していた。