三条市男女共同参画審議会委員(渡辺登会長)と国定勇人三条市長のコラボ・プロジェクト「勇人パパと絵本を楽しもう♪」の3月1日分の国定市長に渡した絵本の感想コメントが三条市のホームページに掲載された。
国定市長の8歳の長男と3歳の長女にあわせた、さらに時季にもあわせた絵本を審議会委員が5冊ずつ、10冊をセレクトし、審議会委員がそれぞれの絵本のお勧めコメントもつけて2週間に1回、国定市長へ渡す。
国定市長が自身の子どもに読み聞かせ、国定市長と妻律子さん、子どもの感想コメントを手書きし、その手書きのスキャン画像を含めてコメントの内容をホームページに掲載し、市民から子どもに読んであげる本のチョイスに役立ててもらっている。
動物写真家、岩合光昭さんが撮影した13種類の動物を収録した『みてる』は、市長が感想を書いたのが東日本大震災後。国定市長は「子ども達が動物の名前を連呼しながら楽しんでいる様子を見ると、正直胸が詰まります」、「被災地の子どもたちにも、こうした平和な写真の絵本で、心の逃げ場を作ってもらいたい」とコメントを寄せた。
国定家は、律子さんの実家、福島県福島市から避難した両親や姉とその子どもなど8人が身を寄せており、『いいからいいから』では、律子さんが「明日から福島の実家の両親と姉子どもを我が家に避難させます」とあり、「『いいから、いいから』の気持ちでむかえてあげようと」とコメントしている。
『おまかせコックさん』にはサンドイッチを作る場面があり、読み聞かせの後に長男が実際にサンドイッチを作ってくれ、とてもおいしかったとコメント。『しにがみとおばあさん』では、夜に読み聞かせをするので、怖い本だとトイレにいけなくなってしまい困ってしまうと書いている。次回配本分は、子どもが6人の大所帯となって読み聞かせどころではなくなってコメントが遅れるか、あるいは保育所のように6人を相手に読み聞かせたコメントになるかもしれない。今回の10冊は次の通り。
■3歳向け絵本 | ||
■8歳向け絵本 | ||