三条飲食店組合カレーラーメン部会(阿部圭作部会長・30人)の三条市立一ノ木戸小学校区内の5店舗では、同校児童が授業で考案した新しいカレーラーメン「一小カレーラーメン」を現実の味として作り、三条名物「三条カレーラーメン」の新しい味として8日から各店に登場する。
新発売の「一小カレーラーメン」の味は5種で、カツカレーラーメン2種、えびカレーつけラー麺、なっとうカレーラーメン、角煮グリーンカレーラーメン。5つの店が1種類ずつ販売する。「一小」は、一ノ木戸小学校の略。
昨年度の5、6年生は、同部会に三条カレーラーメンの歴史などについて講演を依頼した。そのなかで児童はオリジナルカレーラーメンを考案。材料や盛りつけ、推定値段なども加えて、15点の「夢のカレーラーメン」の絵を完成させた。
その夢を現実にしてあげたいと、一ノ木戸小学校区にある同部会員が児童のレシピを持ち帰り、新たなカレーラーメンを創作し、いよいよお披露目する。
販売期間は8日から5月31日までの2カ月間。売り上げから1杯につき100円を同組合各店舗で行っている東日本大震災の義援金に充てる。売れ行きによっては定番メニューに加えることも考えている。「一小カレーラーメン」を味わえるのは店舗は次の通り。