燕吉田大保町、県立吉田病院附属看護専門学校(田宮洋一校長)は、8日午後2時から隣接する県立吉田病院で平成23年度第44期生入学式を行い、准看護師の資格をもって看護師を目指す36人が入学した。
同校で2年間の基礎看護教育を受けることで看護師国家試験の受験資格を得ることができ、それに合格すると晴れて看護師となる。定員50人で、先の入学考査に合格した20歳代前半から40歳代まで36人が入学した。
紅白幕を張った会場で在学生も出席し、入学生はスーツを着て出席。田宮校長が入学生の入学を許可したあと式辞。同校は昭和43年開校から1,599人が卒業、先輩が県内外で活躍している。いかに知識があり、技術が優れていても良い人間関係のない医療行為は決して良質なものとは言えず、良い人間関係には良いコミュニケーションが必要とした。
「看護」の「看」の字は、「手」と「目」から成り、「看護とは要するに体や心の苦痛を抱えている患者さんをかたわらで良く見て手をいっぱい当てるということに尽きます」。
また、国難とも言える東日本大震災の事態を乗り越えるには、国民一人ひとりが共助の精神をもって各自が社会における責任や義務をしっかり果たすことが重要で、「皆さんも看護資格を取り、看護を通じて社会貢献できるようになり、わが国が国難から立ち上がるのを助けてください」と託し、期待した。
来賓祝辞で鈴木力燕市長は、燕市では約200人が避難所生活を送っており、避難所では県立吉田病院の医師をはじめ、看護師、燕医師会、燕歯科医師会から絶大な協力を受けていることに感謝。「きょうの感動と初心を忘れず、これからの時代に求められる看護師を目指してぜひ一生懸命、頑張っていただきたい」と求めた。
在学生が歓迎の言葉を述べ、入学生は声を合わせて宣誓を行い、校歌斉唱。入学生は看護師を目指して新たなスタートを切った。