三条市・諸橋轍次記念館向かいにあるレストランや売店を備えた「庭月庵悟空」=三条市庭月=を運営する維持管理運営組合(坂内君代美組合長)が4月から新しい職員体制でスタートし、これまで以上に下田地域の素材をPRする農家レストランとして15日にオープン。15日から17日までオープニングイベントを行う。
オープニングイベントの3日間は、同店で食事をした人に、5、6、7月の3カ月間の各月に1回使用できる200円の食事券3枚つづりの計600円相当をプレゼントし、喫茶の利用でデザートとドリンクをサービスする。
また、メニューはこれまでの下田名物の「ひこざぇん」と小鉢などの「ひこざぇん定食」(1,000円)、下田産コシヒカリのご飯に、地元野菜の天ぷら、車麩やぜんまいなどの煮物などがセットになった「コシヒカリ定食」(1,280円)、「紅コロ定食」(980円)をはじめ、1日限定10食の「自然薯(じねんじょ)定食」(1,580円)が新たに加わる。自然薯定食は、地元下田産の貴重なジネンジョを好みの硬さにゆるめて味わう一品だ。
スイーツメニューもラインナップ。「米粉のロールケーキ」は、中のクリームが季節などによってサツマイモクリームやアズキクリームなど地元の旬の材料を使ったものに変わる。単品360円、ドリンクセットは600円。ほかに下田産ポークを使った焼き肉定食(1,280円)も提供する。
これまで以上に、下田地区で生産された材料を使って提供するほか、店内でも野菜やコメも販売していくという。
同組合のメンバーは3人だが、9人のスタッフとあわせて12人で運営してする。営業時間は午前10時から午後4時までだが、食事は午前11時からラストオーダー午後2時半。喫茶は午前10時からで、ラストオーダーは午後3時半。定休日は毎週月曜日。