燕市大曲、浄土真宗本願寺派福勝寺(黒田玲映住職)は、4月17日午後2時から同寺本堂で「お寺で音楽を聴く会〜お経とジャズと蕎麦とアフリカ〜」を開き、全国で活躍するパーカッショニスト岡部洋一さんと読経のコラボ、ジャズ演奏、さらに女性シンガーが加わり、手打ちそばも付きと、盛りだくさんのライブになる。
同寺は不定期にジャズやクラシックの演奏会を開いており、今回はジャズライブ。同寺には7回目の出演となる岡部洋一さんのパーカッション、それと黒田住職の読経によるアドリブのコラボレーションで幕開きする。
2人のセッションはCDもリリースしており、今や恒例。続いて三条市・SATO'S BARのマスター、佐藤祐一さん(ピアノ)をリーダーに地元ジャズ仲間とつくるサトーズバンドが演奏する。メンバーは長野賢一さん(ベース)、五十嵐信介さん(ギター)で、岡部さんも加わる。
佐藤さんのもうひとつの顔は眼科医。白内障手術も満足に受けられないアフリカ・モザンビークにスタッフや医療機器を届けるボランティアなどを行う「アフリカ眼科医療を支援する会」(AOSA)。そこに参画する新潟大学医学部眼科の先輩ドクターのの活動に感銘し、同会のイメージソング『始まったばかりの旅だから』と『一歩ずつ歩いて行こう』を作詞作曲し、昨年夏にCD『The Road to Africa』をリリースした。
福勝寺のライブは数年前にも出演しているが、今回はこのイメージソングをメーンに演奏する。今回のライブを前に6日、サトーズバーで行われたリハーサルライブにサトーズバンドとMAKIさんとともに出演。イメージソングをライブ演奏すると「元気になれる」、アフリカにCDを持っていって支援する会のスタッフに聴いてもらうと「励まされる」と言われることを佐藤さんは喜んでいる。
これだけではない。料金には黒田住職お勧めの燕市白山町3、手打ちそば処「とどろきや」のそば粉十割そばが含まれ、そばを味わいながらのライブ。さらに燕市内の避難所で暮らす人たちを無料招待し、CDのチャリティー販売も。あれもこれもと欲張りなジャズライブとなる。
料金は前売り2,300円(そば付き)、当日500円増し。電話予約すれば前売り料金になる。問い合わせは予約は福勝寺(電話:0256-63-5004)へ。