14日、三条市の避難所に避難している人たちのために役立ててほしいと、熟年いこいの会、(株)坂謙、三条最寄農村生産物出荷協会、きらきら保育園平成22年度父母会のそれぞれが三条市に寄付した。
午前9時に三条市南四日町1、2丁目の老人クラブ「熟年いこいの会」(会員105人)が、同クラブ地元の避難所の勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」の正面玄関前青空の下、国定市長に15万円を手渡した。
同会は、2004年の7・13水害での被災を契機に設立。東日本大震災で地元に避難している人たちを見て、「なんとかしたい」と会員に1人1,000円で義援金を募ったところ、15万円が集まった。同会では、4月末ころに、餅つき大会を企画し、避難している人たちにも楽しんでもらおうと準備を進めている。
このほか、午前9時45分に(株)坂謙=三条市嘉坪川1=の坂井謙介代表取締役社長と坂井友三取締役新潟県内営業部長の2人が市役所に訪れ、今回で29回を数えた10日行った恒例のゴルフコンペをチャリティーコンペとし、参加者に募った26万5,200円と、同社社員と会社から合わせて100万円の計126万5,200円を国定市長に手渡した。
続いて、三条市の定期露店市の出店者でつくる「三条最寄農村生産物出荷協会」が10万円、三条市・きらきら保育園の平成22年度父母会が、例年だと園に寄付しているバザーの売上から10万円を、それぞれが順に市役所を訪れて国定市長に手渡した。
三条市に避難している人たちのために役立ててもらいたいと三条市に寄付された義援金は、この日で5,278万4,242円にのぼった。