気象庁は14日、平年より3日遅い新潟のサクラ(ソメイヨシノ)の開花を発表した。それから2日後の16日、県央地域では昼前を中心に一時的に風雨が強まり、さらに落雷と春の嵐に見舞われたが、サクラは早いところで五分咲きくらいだったので、花びらが散ることはほとんどなかった。
16日の三条の最高気温は16.4度で平年並みだったが、昼前の短時間だが、強い風雨に。雨は1時間単位で午前10時0.5ミリ、11時4.0ミリ、正午1.0ミリ降り、最大瞬間風速は12.3メートルの風が吹いた。それとともに気温も下がった。
毎年、見事なサクラの花を楽しませてくれる燕市南3、金山神社は16日、三分咲きから五分咲きていどで、花見をするにはまだ物足りないが、おかげでサクラは散らず。夕方になるとわずかに差した夕日に花びらをより赤く染めていた。