17日の三条市は晴れて、最高気温は13.4度の穏やかな陽気。県央地域では数日前からサクラの花が次々と咲き始め、お花見を楽しむ人たちもいた。
三条市の最高気温は午後1時35分の13.4度で、明け方の最低は午前5時の6.1度だった。ぽかぽか陽気とまではいかなかったが、三条市内では、サクラをはじめ、スイセンやレンギョウ、カタクリやショウジョウバカマなどが咲き、春本番の景色になった。
八幡公園では、3分から5分咲きのサクラの下では、午前中から数組のグループがビニールシートを広げ、それぞれにお花見を楽しんでいた。
三条市総合運動公園の道路脇にあるサクラ並木は、数本の木が咲き始め。シダレザクラはつぼみだったが、同公園内の芝生広場でも、ビニールシートやアウトドア用のイスなどを持ち込んで、バーベキューやお弁当などをグループで楽しんでいた。
同運動公園のトリムの森では、ことしもカタクリやショウジョウバカマが紫色の花を咲かせて春の訪れを知らせていた。
市街地では、多くのソメイヨシノが花を開いた。常盤橋の嵐南側たもとにある外山整形外科内科医院のソメイヨシノは同医院の開業にあわせて苗木を院長が植えたものだそうで、樹齢は50年余り。穏やかな五十嵐川や水害、河川の改修工事などさまざまな変化を見守りながら、大きく広げた枝にはことしもたくさんの花をつけていた。