燕市・JR吉田駅(今則雄駅長)を拠点としたJRのサービス「ジパング倶楽部」会員でつくる吉田地区ジパング倶楽部友の会(堀與一会長)は22日、燕市に会員から東日本大震災の義援金を募って集まった12万円を燕市に寄付した。
午後2時に堀会長と込山ケイ副会長、八子勇事務局、それに今駅長の4人が市役所を訪れ、堀会長から鈴木力市長にのし袋に包んだ善意を手渡した。
同会は旅行好きな人が集まった親ぼく会で、ことしで発足から13年目。会員は約175人、夫婦が多いので所帯は125所帯が会員となり、春は花を求めていろいろな土地へ旅し、秋はNHKの大河ドラマの舞台を訪ねている。
今春はシバザクラとポピーの花を見に群馬県太田市へ出掛ける予定だったが、東日本大震災の発生で自粛。4月9日の総会で会員に義援金を募り、寄せられた12万円をこの日、寄付した。
ただ、自粛してばかりではなく、少しでも経済の活性化に役立てばと、この春は代わりに「妙高にミズバショウを見に行こうかと計画を練っています」と堀会長。込山副会長は「家族の皆さんがものすごく協力的で」と、そのおかげで旅行に出掛けられることに感謝していた。
また、この日はほかに燕市・吉田ロータリークラブが26万1,000円を寄付した。同クラブは先にいち早く10万円を寄付しており、これで同クラブが寄付した義援金は合わせて36万1,000円となった。