世界初の直営キャンプ場の中に工場と本社機能をもつスノーピークの新社屋が竣工、ユーザーと企業の思いをつなぐ (2011.4.25)

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アウトドアブランドのスノーピーク=山井太社長=は、三条市の下田地区・中野原地内に世界初の直営キャンプ場の中に工場と本社機能をもつ新社屋「Snow Peak Headquarters(スノーピーク・ヘッドクォーターズ)」を完成させ、25日、新社屋で竣工式を行った。

200人近くが出席した新社屋「Snow Peak Headquarters」の竣工式
200人近くが出席した新社屋「Snow Peak Headquarters」の竣工式
スノーピーク新社屋竣工式のフォトアルバム

敷地は東京ドーム約4個分の165,000平方メートル。工場と本社機能、直営店のある新社屋は、丘陵地帯の地形を生かした造りで地下1階、地上2階建ての3階構成で、延べ床面積は約5,061平方メートル。周囲は直営のキャンプ場施設。本社と工場は、これまでの三条市三貫地からの移転し、キャンプ場は新設だ。

シャープな直線と平面の構成が美しい新社屋
シャープな直線と平面の構成が美しい新社屋

本社建物は、メタリックな同社のロゴが迎える。シャープな直線と平面の一見、シンプルな外観だが、内部は立方体を複雑に組み合わせたような空間。正面は全面が壁だが、谷を見下ろす反対側は逆にガラスがほとんどを占め、ダイナミック、ドラマチックな印象だ。

「ぼくはあんまり緊張しないタイプなんですが、きょうは緊張してます」と話していた山井社長
「ぼくはあんまり緊張しないタイプなんですが、きょうは緊張してます」と話していた山井社長
山井社長のあいさつのようすをモニター画面に映しながら
山井社長のあいさつのようすをモニター画面に映しながら

午前11時からの竣工式「Opening ceremony」には、来賓や取引先、関係者ら約200人が出席。山井社長はあいさつで、感謝の言葉を述べ、同社の歩みや社屋完成までの経緯を振り返った。

山井社長は、ユーザーとふれあい、キャンプ場の中に本社があり、その中にオフィスと工場があり、ユーザーから自由に見てもらえる姿があると話した。同社がいちばん大事にしなければならないのはユーザーであり、ユーザー目線で、その代理となってデザインしたり発想したりして建設したと語った。

シャンパンを開けて乾杯
シャンパンを開けて乾杯

最後に「これから私たちスノーピークは、燕三条発世界へという地域ブランドとして、自然志向のライフスタイルを実現し続けるリーディングカンパニーとして、いっそう社業に励み、皆さまのお役に立てる会社になることを誓う」と述べた。

来賓の国定勇人三条市長や斉藤弘文三条商工会議所会頭らの祝辞などに続き、シャンパンを抜いて乾杯。ジャズの生バンドをBGMに立食パーティーの祝宴となり、テラスでは同社の調理器具で調理した料理もふるまった。

キャンプ場はゴールデンウイークとともに29日オープンする。すでに200件余りの予約を受けている。

テラスではスノーピークの調理器具を使って料理を
テラスではスノーピークの調理器具を使って料理を
SnowPeak Headquarters 本日竣工: noasobi.com(新しいウィンドウで開く)

snow*peak: 三条市長日記(新しいウィンドウで開く)

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