鈴木力燕市長は、27日午前10時から市役所で定例記者会見を開き、5月に行う「田んぼアート」の田植えに東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター「つば九郎」が参加するなどの「東京ヤクルトスワローズとのコラボ事業」をはじめ、3項目について話した。
東京ヤクルトスワローズとのコラボ事業は、「つばめ」の縁をきっかけに交流、連携を深める事業の検討を進めている。その第1弾として毎年行っている田んぼアートのデザインに、ことしはスワローズの「つば九郎」を採用する。
燕市吉田新保地区の吉田ふれあい広場西側の田んぼをカンバスに5月28日午前8時半から参加者を受け付け、9時から開会式を行って手作業で田植えする。参加は無料で、だれでも参加できる。鈴木市長によれば、「一節によると『つば九郎』が東京を出るのは初めてとか」とアピールしてみせた。
コラボ事業としてこのほかに今年度は、スワローズOBによる少年野球教室開催、スワローズ公式戦での「ヒーロー賞」提供もの3つの事業に取り組む。
OBによる少年野球教室も田植えと同じ5月28日に行う。内容は野球教室、指導者講習会、保護者セミナーで、スポーツ少年団野球チームを通じて参加を募る。
「ヒーロー賞」の提供は、スワローズが主催する公式戦全62試合で、ヒーロー賞を提供。賞品は日本金属洋食器工業組合から提供を受けた組合企業各社が製造する1万円相当の高級金属洋食器のセットを毎試合、ヒーロー賞に選ばれた選手に贈る。
そのほかに会見では、「燕ジュニア検定問題、つばめっ子かるたの読み句を募集」と「燕市イクメン応援手帳配布」について話した。