三条マルシェ実行委員会は、8日午前10時から午後3時までJR北三条駅西側の三条市中央市場で「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」を開き、三条産の材料を使ったグルメ屋台やスイーツ、クラフトや雑貨など42店が出店、販売し、地域の魅力を発信する。
個人や店舗、企業などさまざまな形で過去最多の42店がオープンする。毎回好評のスイーツは、生クリームロールケーキ、パイやクッキー、クレープに団子やまんじゅうなど和洋の味がそろう。
グルメ屋台は、ステーキ丼、たれカツ丼、イカパン、ポーク丼、ホルモン焼き、ぽっぽ焼き。とれたて野菜や山菜、ジャム、花鉢、クラフト関係では、木工や革工芸、布小物など、衣類や靴下、バッグなど盛りだくさんで、クラフト体験や似顔絵、マッサージの店とバラエティーに富む。
今回は、福島県南相馬市から三条市に避難している元力士の佐藤聖幸さんが作る「塩ちゃんこ鍋」も登場。3月下旬に市内3カ所の避難所でイタリア料理の炊き出しを行った東京・レストラン「グースト」のオーナーシェフで三条市出身の小松岳史さんと地元有志によるコラボスイーツもお目見えし、売り上げは義援金に充てる。
会場周辺には駐車場が少ないので市役所駐車場を開放し、午前8時40分から午後3時半まで、市役所と会場を往復する無料のシャトルバスを約30分間隔で運行する。
三条マルシェは昨年9月以来3回目の開催となり、三条鍛冶まつりなどとの同時開催は初めて。「マルシェ」はフランス語で市場の意味。ごった市の「ごった」は、方言で「いろいろなもの」、「すごい」、「とても」といった意味があり、同実行委員会では「何でもありの市場」とし、継続させていく考えだ。ことしは年内に7回の開催を計画し、この次の6月12日開催分以降の出店者も募集している。
また、この日は、三条鍛冶道場で「鍛冶ふれあい工房」、「削ろう会200年杉御柱建て」も同時開催される。