3回目の「〜三条マルシェ〜ごった市@ホコテン」が8日、JR北三条駅西側の三条市中央市場で開かれ、同時開催の200年杉御柱建てなどと合わせて約1万4,000人の人出でにぎわった。
市内外から42件が出店。三条産の材料を使ったグルメ屋台やスイーツ、クラフトや雑貨、福島県から避難している人たちによる「塩ちゃんこ鍋」など、さまざまな味や手作りの品物が並び、午前10時の開店と同時に行列ができる店もあった。
スイーツやパン、弁当などを販売した店では、午前中に完売したところもあった。南相馬市の元力士をはじめ三条市に避難している人たちで作った「塩ちゃんこ鍋」は、鶏と豚の合い挽きの肉団子やウインナー、ハクサイやニラなどたっぷりの野菜入が入ったニンニクとショウガのきいた塩味で1杯250円で販売し、用意した800食を完売した。
空模様が心配されたが前夜の雨は上がり、晴れ間も広がった。気温は20.8度まで上がり、風が強かったがさわやかな陽気のなか、大勢の家族連れなどが開始前から訪れ、さまざまなジャンルの店をゆっくりと見て回り、目当てのスイーツや丼などを用意されたイスなどに座り、ゆっくりと味わっていた。