5月11日から始まった春の全国交通安全運動にあわせて13日、三条信用金庫は地域の交通安全に役立ててもらおうと、ことしも三条市にカーブミラー4基を寄付した。
午前9時45分に、同金庫の西潟精一理事長と刈屋直利職員会幹事長が市役所を訪れ、西潟理事長からカーブミラー4基約40万円相当の目録を国定勇人市長に手渡した。
同金庫は昭和49年からほぼ毎年、職員会と合同で三条市にカーブミラーを寄付し、これまで276基を寄付している。現在、三条市内には2,096カ所にカーブミラーが設置されているが、同金庫の寄付総数はその約13.2%になる。
カーブミラーの設置要望は、信号機や街路灯とともに多く、寄付のカーブミラーは優先順位の高い順に新設し、今回は桜木町、南四日町3、直江町1、柳場新田地内にそれぞれ設置した。また、同金庫は毎年6月15日の「信用金庫の日」に全店舗で、それぞれのエリア内の通学路を中心にカーブミラーの清掃やごみ拾いなど美化活動を行い、社会貢献に努めている。
国定勇人市長は、防犯灯やカーブミラーは地域からの要望あ多くて、設置が追い付かないと話し、「1基つければ、必ず安全度が高まる」として、同金庫のカーブミラー設置の継続的な取り組みはありがたいと、礼を述べた。