ママサークル「ハロハロ」と三条市の子育て拠点施設「すまいるランド」は、21日午前9時半から午後2時まですまいるランドの面白自転車広場で「すまいるランドDEフリーマーケット」を開き、子ども用品や雑貨などや、地元企業が商品を提供する復興のためのチャリティーショップなどがオープンする。
フリーマーケットには、衣類やおもちゃ、雑貨、手作り品など15店のほか、パンや弁当などの3店が出店。ほかにチャリティーショップとして、三条商工会議所と燕三条青年会議所から無償提供された品物を販売し、売り上げすべてを義援金に充てる。いずれも商品がなくなれば終了する。
すまいるランドでのフリーマーケットは、2月に続いて2回目。主催の「ハロハロ」代表の本田由香さんの話では、同施設を利用する幼児は成長が早く、衣類はすぐに着られなくなるが、少子化で着られなくなった服をもらってくれる近所の人が見つからないというお母さんの声を多く聞いたと言う。その橋渡し役ができればと、ことし2月に初めてフリーマーケットを開いた。今後も年2回ていど開きたいと話している。
今回はチャリティーショップなど子ども用品以外の販売も行うので、同施設を利用していない人にも、年代を問わず大勢の来場をと呼びかけている。