燕三条プライドプロジェクトツーリズムグループは、6月4日午前10時から三条東公民館などで「燕三条の近代水道施設講演会・見学会」を開き、昭和初期に作られた三条市と燕市の水道施設を比較しながら両市の近代化に寄与した近代水道施設にまつわる歴史背景などの講演を聴くので参加者を募集している。
第1部は講演会で、長岡造形大学の平山育男教授が「水道に夢をみた」をテーマに2時間、講演する。平山教授は、1960年東京生まれ。建築史の研究家で、燕の水道の塔や三条の大崎浄水場の登録有形文化財に向けた調査に携わり、全国各地の水道塔を調査研究している。
第2部は午後2時から三条市大崎浄水場で約2時間の現地見学会を行う。講演と見学会の対象とする両市の水道施設は、いずれも昭和初期の建設で、国の登録有形文化財の登録を目指している。
その両施設を比較しながら、建築様式や設備の類似点や相違点など、近代水道建設にまつわる歴史背景などついて見分を深めてもらう。いずれも参加は無料。第1部は定員100人。第2部の定員はそれより少ない20人で、第一部参加者のなかから先着順で受け付けている。
申し込み締め切りは5月27日。問い合わせと申し込みは、燕三条観光物産センター「燕三条Wing」(電話:0256-34-7310)へ。