燕のご当地映画『アノソラノアオ』が24日、クランクインした。抜けるような青空の下、大河津分水の洗堰(あらいぜき)で糸魚川市出身の永井大さんも参加して撮影が行われた。
午前10時から最初のシーンを大型のクレーンを使って撮影。続いて劇中劇として作品のなかで映画を撮影するシーンへ。主役の三田村邦彦さんの三男で田上陽介役の中山麻聖さん、映画を撮影するテレビクルー役で永井大さん、そして陽介と映画の専門学校で出会う凪音(なおと)役の八神蓮さんと、那枷(ともか)役で地元オーディションで選ばれた燕市の納谷美咲さんなどが参加した。
そして監督は、地元燕市のナシモトタオさん。雲ひとつない抜けるような青空、白波を立てる洗堰、河川敷の緑を背景にレンズを向け、演技指導や構図のチェックで役者とカメラの間を行ったり来たりと忙しかった。
ヒロインでもある納谷さんは演技経験はまったくないが、リラックスした笑顔も見せていた。夜は漫画喫茶でも撮影が行われた。撮影は6月10日まで行われる。