燕市立吉田小学校(海藤英紀校長・児童約540人)児童会ボランティア委員会は24日、登校する児童から募った東日本大震災の義援金4万5,423円を燕市に寄付した。
ボランティア委員会担当の玉橋春任教諭の引率で午後1時過ぎにボランティア委員の6年生富所流美加さんが市役所を訪れ、「たくさんの呼びかけをしてたくさんの募金が集めました。よろしくお願いします」と袋に包んだ義援金を鈴木力市長に手渡した。
ボランティア委員会は4月に10日間ほど募金活動を行い、6年生の委員10人のうち毎朝3、4人が児童玄関前で登校する児童に善意を募った。保護者から義援金を預かって千円札を寄付した児童もいる。
同校では3月にもPTAでも支援物資の収集を行っている。鈴木市長は富所さんに「皆さんの気持ちがしっかり伝わると思います」と児童の温かい気持ちをほめていた。