三条商工会議所(斉藤弘文会頭)は27日、平成23年度第1回常議員会を開き、14議案を協議し、空席だった専務理事に三条市の前経済部長の木村文夫さん(60)を承認した。
常議員40人のうち25人をはじめ、参与、監事、正副会頭など40人余りが出席。協議の前に東北電力(株)新潟県央営業所から「夏場の電力対策について」、三条市から「三条市東日本大震災緊急対策資金」の説明を受けた。
協議事項では部会・委員会の見直し、専務理事の選任、平成23年度事業報告・収支決算など14件の原案をすべて承認し、6月22日に開く議員総会の協議で決める。
部会・委員会の見直しについては、斉藤会頭が諮問した総務委員会からの答申書を示した。経緯は平成18年度にそれまでの業種別の11部会を19部会に細分化したが、構成部員が30人ていどに減った部会がある。
複数部会で合同事業を行うケースもあるため、部会を12部会に、委員会を今の10委員会から7委員会に再編する提案を答申した。
また、専務理事の選任は、3月31日の阿部前専務理事の退職に伴うもの。斉藤会頭は、一日も早く人選を進めてきたが、行政機関や会員とコミュニケーションを図れる人が適任として、3月31日で三条市経済部長を定年退職した木村さんを次の専務理事への選任を求め、承認を得た。