第四銀行の支店ごとの取引先でつくる親ぼく会、燕支店四交会(山崎悦次会長)と燕南支店四交会(遠藤雄作会長)の燕市内2団体は1日、合同のゴルフコンペで行ったチャリティーで集まった20万円を東日本大震災に伴う支援に役立ててほしいと燕市に寄付した。
午後3時半に燕支店四交会の山崎会長と燕南支店四交会の山後春信副会長、第四銀行燕支店の曽山稔支店長が訪れ、山崎会長から鈴木力市長に20万円を包んだのし袋を手渡した。
両四交会は毎春、合同でゴルフコンペを開いている。ことしも15回目となるコンペを4月19日に新潟市西蒲区・新潟カントリー倶楽部で開き、両四交会から合わせて49人が参加した。
OB、3パター、池ポチャごとに500円、合計で2,000円を上限にペナルティー代わりの寄付をするルールを設けた。中には上限に関係なく1万円を寄付した善意のルール破りも。端数は四交会の予算を足し、ちょうど20万円にして寄付した。
これまでも1ホールだけ500円のペナルティーを設け、四交会の活動費に充てたことはあるが、本格的なチャリティーは今回が初めて。ことしは東日本大震災の被災地に配慮して自粛の声もあったが、「チャリティーを設けようということでやりました」、「使途は市長さんに一任します」と山崎会長は善意を鈴木市長に託した。
また、夏の燕市民ゴルフ大会の実行委員会会長も務める山後春信副会長は、市民ゴルフ大会は「景品を全部、被災地の産品にしました」、「うちの会社(信越金網)のコンペをあしたやるんですけどね。それも全部、宮城のものに」と話し、被災地に金を落とす形での支援にも積極的だ。