花や葉を立体状態で乾燥させて額装内の特殊技術で退色を食い止めるレカンフラワーのインストラクター、佐藤政子さん(57)=燕市佐渡=は2日、東日本大震災にと燕市に3万円を寄付した。
佐藤さんは午前11時過ぎに市役所を訪れ、鈴木力市長に善意を手渡した。佐藤さんは「小さい金額ですが…」と恐縮、鈴木市長は「気持ちの問題ですんで」と感謝した。
佐藤さんは5月に燕市秋葉町1、和風喫茶&ギャラリー「若狭や」で作品展「レカンフラワー・押し花展」を開いた。
会場に募金箱を置き、隣りに手芸のしおりなどを置いて寄付した人から持ち帰ってもらったところ、16,570円の善意が寄せられた。それに佐藤さんが会場で販売した作品の売り上げなどを加え、ちょうど3万円にして寄付した。
レカンフラワーを通じて鈴木市長夫婦と面識がある。佐藤さんはブログ「レカンとママコ日記」を開設しており、レカンフラワーを手に鈴木市長とツーショットの記念写真も撮り、話を弾ませていた。