三条凧協会(近藤吉昭会長)と三条市は4、5の2日間、三条・燕総合グラウンドで三条凧(いか)合戦を開き、ことしも20の凧組が六角巻凧の技を競う。
三条凧合戦は、毎年6月の第1土、日曜に開かれる三条の名物行事で、凧はくるくると巻いて小さくできる「六角巻凧」と呼ばれる。
初日4日は10ずつの紅白に分かれた凧組が午前10時から午後5時まで合戦を行う。翌5日は午前10時から開会式を行い、午前中は子ども凧合戦や震災復興支援凧揚げ、アトラクションなどを行う。合戦は午後1時から4時まで行い2日間の合計得点を競う。
合戦では、赤白に分かれた各10組が、違う色の組と空中戦を繰り広げ、上空で鮮やかに相手の凧の糸を切ったり、地上に落としたりして得点する。
2日目の5日10時半からのアトラクションでは、きらきら保育園園児が和太鼓、一ノ木戸小児童が凧ばやしを披露する。ほかに、2日間とも午前10時から午後4時まで物産や各種凧グッズの販売、飲食コーナー、自由凧揚げ広場を開設する。
また、例年、合戦前日夜に前夜祭のパレーを行っていたが、ことしは震災の配慮として実施しないこととした。問い合わせは三条市営業戦略室(電話:0256-34-5511)へ。