県央地域のバラ愛好者でつくる三条バラ愛好会(丸山祥子会長・会員約30人)は、5日午前9時半から午後5時まで、三条市保内公園緑の相談所で 「春のバラ展〜13周年〜」を開き、会員の育てたバラの花の展示やアレンジメント教室を行う。
春と秋の年2回開いており、さまざまな品種のバラを一度に観賞でき、会員から育て方のアドバイスも受けられると好評。昨年は800人ほどが来場した。今回も鉢植え100鉢余りと切り花100本近くを展示するほか、フラワーアレンジメント教室、バラを中心とした苗の販売、そしてドライフラワーの小物の販売では売り上げを東日本大震災の義援金に充てる。
フラワーアレンジメント教室は、バラを含む花を使ったアレンジメントの製作で定員は先着30人。毎回人気のイベントで、材料費1,000円が必要だが、それ以上の値段になる花を扱えるとあって、開場前から並ぶ人が出る。
前日4日は、会員らはこの日にあわせて咲かせたバラを搬入し、展示の準備を行った。丸山会長は、「会員それぞれが手をかけ、それにこたえるように 一生懸命咲いているバラの花を大勢の人に見てもらいたい」と来場を呼びかけている。バラ展は入場無料。撮影は自由なのでカメラ持参の人の来場も多い。