三条市南五百川、下田八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」は8日、地元下田産のサツマイモを使ったオリジナルスイーツの試食会を行い、公募した女性にサツマイモのシューアイスやモンブランなどを味わってもらった。
試食したスイーツは、三条・下田地域の魅力を多くの人に知ってもらいたいと開発したもので、5月から売店で販売しているものや今後発売する同施設オリジナルの洋菓子だ。
サツマイモペーストが濃厚な「さつま芋モンブラン」(280円)、サクサクのタルト生地にのった「スイートポテト」(140円)、さっぱりとしたサツマイモアイスをシュー生地に包んだ「さつま芋シューアイス」(180円)、「さつま芋シフォン」(小120円、大450円)などすでに、売店で販売しているサツマイモのスイーツ5種をはじめ、下田産のコシヒカリやサツマイモを使用したカップアイスなどを試食してもらった。
同施設ではこれまでも、地元産のサツマイモを使ったシリーズはあったが、ようかんやまんじゅうなど和菓子の取り扱いで、洋菓子のオリジナル商品の開発は初めて。男女別仮眠室の新設など6月17日の同施設のリニューアルにあわせて、オリジナル商品を女性客にアピールしようと試食会も初めて開いた。
午後2時からの試食会には、事前の募集で申し込んだ24人が参加し、次々と運ばれるスイーツを友人同士とおしゃべりをしながら味わった。三条市の女性は「どれもサツマイモの味が生きていて、おいしいですね」、「これはレストランでも食べられるの?」と社員に質問したり。
また、下田地域で開発したサツマイモのコロッケ「紅ころ」もおいしかったと言い、「(三条、下田には)おいしいのがあるんだから、もっとPRをしないともったいないですね」と話していた。