ケンオー・ドットコム主催の第0回県央どっとこむキックオフ・ランチ・ミーティングが12日、スノーピーク=三条市中野原=キャンプフィールドで開かれ、60人近くが参加してバーベキューなどを楽しんだ。
4月29日に広大なキャンプフィールドを併設したスノーピーク新社屋がグランドオープン。その施設を生かして地元に密着したイベントができないか、実際にバーベキューを行いながら参加者とともに考えようと第1回に向けたプレイベントとして行ったもので、三条市横町2、ジー・エヌ・エヌが企画、運営した。
ケンオー・ドットコムとSNSのツイッターやFacebookでつながりのある人やアウトドア愛好者のおとな44人、子ども13人の合わせて57人が参加した。グランドオープン直後はフィールドに土の色が中心だったが、今は一面の緑。薄曇りながら夏の強烈な日差しを和らげてくれ、雨の降る心配もなく、絶好のバーベキュー日和となった。
タープやリビングシステム、バーベキューボックスなどアウトドア用品はすべてスノーピークのレンタルでそろえ、設置もスノーピークのフィールドインストラクターが行った。
参加者は、その手際の良さにびっくり。さらにバーベキューを通して、システマチックで合理的な設計、品質の高さ、使い心地の良さを実感していた。スノーピークの山井太社長も参加し、アウトドア愛好者は「社長さん?!」と目を丸くしていた。
バーベキューは牛肉のブロックを使ったローストビーフをハイライトに焼き鳥、サンマ、ホッケ、ホタテと充実。参加者は用意された食材で創意工夫し、名前のないアイデア料理が次々にできあがった。互いにテーブルを回って、「いただきます!」。さらに鍬(くわ)メーカーの三条市田島1、相田合同工場の相田聡社長が鍬を調理用鉄板の代わりに使った鍬料理で焼きそばなどもふるまった。
さらにシークレットゲストは国定勇人三条市長。こんな機会でもなければと積極的に国定市長と話したり、一緒に記念撮影したりと参加者に引っ張りだこだった。ジャンケン大会では、優勝した男の子が最後に2つの賞品から選んだ賞品は、菓子と東日本大震災の義援金。その場で賞金を義援金として国定市長に手渡した。
キャンプフィールドには設置された遊具はないが、子どもたちは鬼ごっこしたり、ボールをけったり、ミニ凧を揚げたりと飽きることなく遊んで疲れを知らなかった。親は広大な敷地に子どもを安心して遊ばせて自然の開放感を満喫し、笑顔があふれていた。