三条市社会福祉協議会は、7月8日から10日までの2泊3日の日程で東日本大震災で津波の被害を受けた岩手県陸前高田市でボランティア活動をする「ボランティアバス」を運行するので、15日から三条市民を対象に参加者を募集する。
陸前高田市のボランティアセンターの指示による活動で、がれきの撤去など。募集対象は、20歳以上の健康な三条市民で、定員20人。参加費は、交通費、宿泊費、食費などで1人5,000円。このほかにボランティア活動保険(天災用・490円)の加入が必要。
交通手段は、同社協のマイクロバスとスポーツ巡回車の計2台。宿泊場所は、陸前高田市内の旅館。食事は、出発日の昼食と帰りの夕食は持参か自己負担で、それ以外はコンビニや給食センターの弁当。
参加者は、長そで、長ズボン、防塵マスク、防塵メガネ、長靴、運動靴、着替え、雨具などを持参する。主な日程は、8日午前7時に出発式を行い、高速道路などを利用して移動し、午後3時に陸前高田市の宿に到着。翌9日は午前6時半起床で朝食のあと、8時45分に災害ボランティアセンターに到着し、9時から午後3時まで活動。3日目10日は午前9時から11時半まで活動、昼食のあと午後1時に三条市に向けて出発し、8時ころ三条市に帰着する。
申し込みの受け付けは、土、日曜を除く6月15日から23日の午前8時半から午後5時15分まで。応募が定員を超えたら抽選する。抽選と参加費の徴収や保険の手続きは、24日午後7時から三条市総合福祉センターで行うので、参加希望者は同センターで手続きを行う必要があるが、この日は代理人でも構わない。
新潟県社会福祉協議会が陸前高田市を支援していることから、今回のボランティアバスも陸前高田市での活動とし、9日に三条市社会福祉協議会が下見に向かった。また、同社協ではボランティア派遣とは別に6月30日から7月6日まで2人の職員を同市に派遣する。ボランティアバスの運行に関する問い合わせは、三条市社会福祉協議会(電話:0256-33-8511)へ。