三条クラフトフェア実行委員会(高橋恒夫実行委員長)は18、19の2日間、初めて三条市・槻の森運動公園に会場を移して県内最大規模のクラフト展「第4回三条クラフトフェア in 槻の森」を開き、全国からクラフト作家など170組が出店して手作り作品の販売や体験を行う。
作品のジャンルは、陶芸、木工、漆器、編み組細工、染色、皮革、ガラス、金属などさまざまで、初出店多い。体験や実演を行う出店も30近くあるほか、地元飲食の模擬店など10組も出店する。
また、今回は、「東北大震災向けチャリティイベント」として、出店者から各1点提供してもらった作品をサービス価格で販売し、売り上げをすべて義援金に充て、日本赤十字社を通じて被災地に送る。
同フェアは、2008年10月に始まって今回で4回目。これまで三条市下田地区の八木ヶ鼻オートキャンプ場を会場にしたが、駐車場が足りず、会場も手狭だったがことから、今回は三条市総合運動公園の三條機械スタジアム向かい、槻の森運動公園の芝生広場に会場を移した。
出店数は1回目の85から2回目128、3回目146と増え、今回はさらに170にボリュームアップ。それでも全国からの300以上の応募から厳選、半分にしぼり込んだ。
三条、燕をはじめ県内の出店が3割を占めるほか、北海道から長崎まで35都道府県から参加がある。同実行委員会では、「今回、初めて三条市総合運動公園での開催ですが、八木ヶ鼻会場が定着しているので間違える人がいないように」と注意を呼びかけ、今回も大勢の人から楽しんでもらえるイベントにと準備を急いでいる。
2日間とも午前10時から午後4時半まで、雨が降っても行う。また、JR東三条駅と会場間で、午前8時50分の東三条駅発から午後5時の会場発まで1時間に1往復ていどの無料の臨時直通バスを運行する。