燕市吉田地区の39のボランティア団体で組織する吉田ボランティア連絡協議会(金子良会長)は、7月9日午後1時半から燕市吉田公民館で指先で体をたたいて心と体を癒すことを学ぶ「タッピング・タッチ講習会」を開くので、参加者を募集している。
講師は健康生きがいづくりアドバイザーでタッピング・タッチのインストラクター、新潟市の細井修平さん。細井さんは中越沖地震や東日本大震災の避難者に対してタッピング・タッチを指導。子どもたちの心の安定にも効果があり、震災では宮城県仙台市へも出向いて被災者にも手ほどきしている。
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タッピング・タッチは、指先の腹を使って軽く弾ませるように左右交互に優しくたたくことが基本のシンプルなケア方法。自分で疲れたと思う体の部分をたたいたり、ほかの人をたたいてあげたりすることが心の安定、体の健康、癒しにつながる。講習は休憩をはさんで2時間行う。
同協議会には、地元の社会奉仕団体、JRC、商工会、読み聞かせボランティアなどさまざまな団体が加盟し、年に一度、主に先進地視察を内容に研修を行っている。ことしは同協議会の存在や活動を外部や地域の人から知ってもらおうと講習会に代え、一般の人からも参加を募ることにした。
同協議会事務局の燕市社会福祉協議会の担当は、「タッピング・タッチに関心をもってもらい、ボランティア活動に生かしてもらえれば」と参加を呼びかけている。参加費は同協議会加盟団体の人は100円、一般は300円、定員は40人。参加したい人は燕市社会福祉協議会協吉田支所(電話:0256-93-4630)へ申し込む。