三条市・花菖蒲まつり実行委員会は19日、三条市矢田、しらさぎ森林公園で「花菖蒲まつり」のオープニングイベントを行い、7月3日までハナショウブの開花とともにイベントの続く同まつりをスタートした。
午前10時40分のオープニングイベントでは、同実行委員会の近藤正裕委員長、国定勇人市長のあいさつに続き、地元の栄太鼓の演奏が行われた。また、オープニングイベントを前に、栄庁舎から同会場までの5.5キロを歩く「健康ウオーク」も行われ、昨年より20人ほど多い174人が参加してゴール地点の同会場で「具だくさん汁」を味わった。
園内のハナショウブは咲き始め。この日は終日、青空が広がって朝から次々と家族連れなどが訪れて園内の木やハナショウブの葉の鮮やかな緑と、その緑に映える紫や白の花を楽しんでいた。
花を楽しんだあとは、子どもたちは遊具で遊んだり、模擬店で買ったかき氷や持参したお弁当を芝生の上で食べたりとのんびりと過ごしていた。
関係者によると、花の見ごろは今週末25日ころからではないかと話していた。夜はホタルも見られるようになり、時間帯や日によって違うが、日中の気温が高く湿った夜には100匹以上を見ることができるという。
「花菖蒲まつり」のイベントでは、6月25日と26日の午後7時半から8時半まで「クイズDEホタルウオッチング」を行う。申し込み不要で参加無料。
このほか、6月25日は、午前10時と午後1時から「親子で花菖蒲の絵手紙を作ろう」(参加費100円・申し込み必要)。午前10時から30分ごとに4回、人気の「ニジマス700匹つかみどり」を行う。当日、会場で申し込みを受け付け、捕ったニジマスをその場で塩焼きにして味わうことができる。参加費は1匹250円。