燕のご当地映画『アノソラノアオ』は、俳優部の撮影が終わって一段落したことから、制作の「はばたけ燕実行委員会」(会長・細川哲夫燕商工会議所副会頭)は21日、燕商工会議所で関係者の慰労会を開いた。
実行委員会のメンバーや監督、プロデューサー、地元キャストなど約40人が出席。実行委員長の細川燕商議所副会頭は、「いろんな方からいろんな場面で協力いただいた。その支援に心より感謝申し上げる」と述べ、地元で捻出する1,000万円の制作費のうち、旧燕地区ではすでに目標額700万円を上回る寄付が寄せられてめどが立ったことを喜んだ。
発起人の鈴木力市長は「きょうは中締めの慰労会」。自身も十数秒のシーンに住民課長として出演し、カットされはしないかと心配したが、その短いシーンでも何回もリハーサルし、アングルを変えての撮影に「いかに全身全霊を傾けてつくっているか、つくづく感じました」と感心。7月1日発行の広報紙は『アノソラノアオ』の特集号になることも紹介した。
同じく発起人の山崎悦次燕商工会議所会頭は、「燕のPRが日本だけじゃなく海外にも広がっていけば」と映画を通じた地元のPRにつながることを願った。
監督の燕市吉田地区の出身、在住のナシモト タオさんは、「どんどん背中を押してくれている人が増えているんだな、その手に応えなければいけないと頑張っています」と感謝し、「撮れば撮るほど燕に生まれて良かった、このまま一生、暮らしていきたいとあらためて思いました」と感謝の言葉を重ねた。
ナシモトさんが強いこだわりをもつ情景撮影が残っており、映画を見た人から「この町に行ってみたいと思われる映画にしたい」と思いを話した。
プロデューサーのアイエス・フィールド=東京都渋谷区渋谷3=代表取締役の島田豪さんは、東京で出演者の打ち上げが開かれたことを紹介、「こんな現場はないです」と驚き、「彼らにとっても燕市が新しいふるさとになったと思います」と話した。
このあと出席した地元オーディションで選ばれたキャストのうち17人が順に感想を話した。主人公の少年期を演じた渡辺悠介君は、撮影中にいきなり激しい雨が降り出したが、「これも仕事のうちなのかなと思いました」と話して会場の笑いを誘った。
撮影はまだ情景撮影が残っていて、完全なクランクアップは7月13日を目指す。映画は来春公開予定。