燕市教育委員会は、25日午前9時半から燕市中央公民館で「水道の塔を愛する会」を開くので、燕市のシンボルとして親しまれる水道の塔のこれからの活用などに興味のある人に参加を呼びかけている。
第一部は水道の塔活用について、第二部は水道の塔内部見学。第一部では市教委から大まかな改修工事のスケジュールや市で検討している水道の活用法などを話すとともに、参加者からも活用方法などを聞く。
ここでは具体的な活用の実現性までは議論せず、少しでも多くの意見を聞き、その後に意見をジャンル別に集約する材料とする。塔内部の見学では、実際にどれだけの広さのどんな空間があるのか、塔の内部に入って確認してもらい、11時半に終わる。
市は水道の塔の歴史的文化遺産への登録を目指している。老朽化が進んでいるため、今秋にも水道の塔の改修工事を行う。
それに伴って、これまで外観を見るだけの言わば「開かずの間」だった水道の塔の内部を公開し、積極的に活用していく考え。ゆくゆくはこの会を水道の塔を保存、活用する組織として立ちあげたいというねらいもあり、水道の塔に関心のある人はもちろん、まちづくりへの水道の塔の活用などに興味のある人に広く参加を呼びかけている。問い合わせは市教委生涯学習課(電話:0256-63-7002)へ。