菊田真紀子外務大臣政務官は、27日からミャンマーを訪問し、30日に帰国する。ことし3月にミャンマー新政権が発足してから日本政府高官がミャンマーを訪問するのは初めて。
ミャンマーでは、ワナ・マウン・ルイン外務大臣をはじめ同国政府要人と会談し、民主化のいっそうの促進や国民和解を要請、ミャンマー政府との新しい関係を開くための最初のステップとして、経済協力や人的、文化交流について意見交換する。
また、昨年11月に自宅軟禁が解かれた民主化運動の指導者、アウン・サン・スー・チーさんを含む民主化勢力との会談も調整中。日本政府高官とスー・チーさんとの会談が実現すれば、2002年以来9年ぶり。
さらに、2007年に発生した映像ジャーナリスト、長井健司さん死亡事件に関する捜査状況についても説明を求め、事件の真相究明を強く求める。日程は次の通り。