燕市は26日、燕・弥彦総合事務組合消防本部で燕市消防演習を行い、燕市消防団(桑原文成団長)の団員約700人などが参加して、ポンプ操法競技会や部隊訓練など、日ごろの練習の成果を披露した。
雨のため、当初の吉田ふれあい広場から雨天用の同本部に会場を移して、午前8時半から行った。鈴木力市長や来賓、女性部27人を含む消防団員約700人などが参加。通常点検、機械器具点検、部隊訓練、ポンプ操法競技会、「ちびっこ消防隊」による放水披露などを行った。
団員の家族や付近の人など数十人が見守るなか、団員たちはきびきびと行動。ポンプ操法競技会では、雨の降るなかで団員はびしょぬれになり、各チームの競技が終わるたびに拍手が響いた。
「ちびっこ消防隊」は、毎年、市内の小学生を任命して放水を披露してもらっており、ことしは吉田南小学校4年生4人を任命。4人はミニ消防車「まもるくん」に乗って登場し、鈴木力市長から任命を受けると、しっかり敬礼て放水を披露。ホースの先から出る水が見事に的に命中すると、参加者から大きな拍手が送られた。