三条市本町6、NPO地域たすけあいネットワークは26日、事務所を置く「かじまちの家」=三条市本町6=を開放して「かじまちの家感謝デー〜東日本大震災チャリティーイベント〜」としてイベントやバザーを行い、あいにくの雨にもかかわらず大勢の来場でにぎわった。
毎年、秋に感謝デーを行っているが、昨年は改築中だったため中止。今春に企画したが直前に東日本大震災が発生したため、さらに延期してこの日の開催となった。
バザーでは土間ショップで手作り品や陶器、掘り出し物を販売。フリーマーケットで遊休品の衣料品、食品、贈答品などを販売し、臨時食堂では豚汁、しょうゆこんにゃく、アズキ湯、寿司などを販売した。収益金は東日本大震災の義援金に充てる。
イベントでは、地元のミュージシャンによる演奏のほか、職員でつくる「よさこい・フラ・サンバ部」がよさこいソーランやAKBの歌に合わせた踊りを披露し、大喝さいだった。
例年と時期が異なり、梅雨の長雨にも見舞われて来場者が少ないのではと心配されたが、逆にこれまで来場者が多く、昼食の時間は食堂に人が入れ切らないほどのにぎわいだった。
梅雨時になったことで逆にほかの行事が少なく、さらに雨が降ったことで滞在時間が長かったのが奏功し、にぎわいにつながったようだった。