燕市産業史料館では、7月1日から18日まで同史料館で現代工芸作品展を開き、現代工芸新潟会の会員作品30点を展示している。
全国的な現代工芸作家集団、現代工芸美術家協会の新潟県内の会員でつくるのが新潟会。陶芸、染織、鋳金、彫鍛金、竹芸、七宝、木葉、皮、紙パッチワークなどを手掛ける会員41人のうち30人が1人1点ずつ出展している。
毎年、県内で新潟会の会員展を開いている。県内各地域での交流と会員相互の親ぼくを図ろうと、初めて同史料館を会場に「燕展」という形で開いている。
過去に同史料館に作品を展示したことのある作家もあり、現代工芸では国内トップレベルの作家の作品群が会場を圧倒している。
日曜と祝日の3日(日)、10日(日)、17日(日)、18日(祝月)は、それぞれ午後2時から会員による作品解説会を開く。会期中の休館日は4日(月)、11日(月)、19日(火)。開館時間は午前9時から午後4時半まで、入館料はおとな300円、子ども100円。土、日曜と祝日は燕市内の小中学生と付き添いの保護者1人が無料。解説会で解説を行う会員と出展作家は五十音順で次の通り。敬称略。
■作品解説会
■出展作家
▲五十嵐まさみ(染色)▲池田賢一(染色)▲石山悦子(七宝)▲泉二三子(紙)▲伊藤昭男(陶磁)▲岡本健二郎(紐象嵌)▲小澤正勝(革)▲風間美代子(刺繍)▲蒲田勲(陶磁)▲苅田恵美子(染織)▲河合孝(彫鍛)▲河面元(染色)▲小鈴満栄(染色)▲捧徳弘(金属)▲高橋純一(彫鍛)▲田村忠治(陶磁)▲長浜数義(陶磁)▲西片正(彫鍛)▲根津万紀(染織)▲畠山マリ子(パッチワーク)▲原益夫(鋳金)▲平瀬マリ子(陶磁)▲本間一秋(竹籐)▲本間秀昭(竹籐)▲眞島美代子(陶磁)▲松永明(陶磁)▲皆川浩作(木葉)▲渡辺一彦(チタン)▲渡邉久意(染色)▲渡部由春(陶磁)