4日にトーナメント戦が始まる燕市体育協会主催第40回燕市民ナイターソフトボール大会の開会式が1日、会場となる燕市スポーツランド燕で行われ、参加29チームによる7月下旬までの熱戦が幕開きした。
各チームから2人前後が参加し、それぞれのチーム名を書いたプラカードを先頭にバックネットに向かってダイヤモンドに整列。昨年優勝の藤進会Aが優勝旗を返還したあと、燕市ソフトボール協会の木原礎男一郎会長があいさつした。
木原会長は、この昭和57年の大会には155チームもの参加があったが、ことしは昨年より2チーム少ない29チームに減ったことに「寂しい思い」だが、「燕の名物」であり、「参加するチームがある以上はわたしたちも頑張って続けていきたい」と述べ、活躍に期待した。
鈴木市長は「とくにことしは記念すべき40回大会ということ」で、その歴史と伝統を築いた人たちに敬意を表した。
7月に入ってこの日から節電の取り組みが本格化したが、「節電のときにナイターというのがいいのか、という人がいたら」、「ピークカットをするので、午後からの昼間は電力を節電しなければなりませんけれど、夜は電力需要が十分安定していますので、ナイターしてもいいんだ」との回答を示し、ただ、照明を使う時間が短くなるよう試合のスピードアップを求めた。
来賓の桜井甚一県議、大岩勉市議会議長が祝辞のあと、新ポリネシアン鮫取り組合の高桑則秋監督が選手宣誓で「頑張ろう日本、頑張ろう新潟、頑張ろう燕!」と締めくくった。引き続きアトラクションでホームラン競争を行った。
燕市ソフトボール協会は、14チームが加盟してシーズン中は前期と後期のリーグ戦、協会杯などさまざまなソフトボール大会を開いているが、この燕市民ナイターソフトボール大会はその先駆けで、この大会が始まって2、3年後に同協会が発足。燕市のソフトボール普及の礎となった。
開会式の途中から照明灯がともった。とっぷりと日が落ちてホームラン競争が始まるころには日中の蒸し暑さも引き、涼風が吹いた。ホームラン競争では、力が入るほど打者の打球の行方は定まらず、声を上げて白球をたたいたり、思うように飛ばない打球に悔しがったりとにぎやかだった。参加チームは次の通り。
▲新ポリネシアン鮫取り組合▲フラワーズ▲ユンボーズ▲ビッグウェーブ▲バンク殿島▲アイバーズ▲ローソン▲中央1ソフトボール同好会▲チェイス▲一番星▲八王寺ファイターズ▲Only one▲アルゴンズ▲ポリッシュ▲南カーニバル▲エチゴジャパン▲藤進会B▲小中川バッファローズ▲東小18年生▲鴉▲オールフロックス▲ヤマビコ▲小池野球▲西燕走友会▲零戦ホームズ▲ご存じ!西太田▲藤進会A