三条飲食店組合(岩城守組合長)は6日、組合員の店舗96店に設置した募金箱に寄せられた善意81万3,845円を日本赤十字社の東日本大震災義援金に寄付した。
午前9時15分に、岩城組合長はじめ同組合の6人が市役所を訪れ、日赤三条市地区長の国定勇人市長に善意を手渡した。
組合員約130店のうち96店が参加し、それぞれの店舗が4月初めから6月10日ころまでペットボトルなどの募金箱を設置し、来店客の善意を募った。店によってはキャンペーンをして売り上げの一部も寄付し、大きな善意になった。
岩城組合長らは、80万円を超える義援金を予想以上と言い「この金額にもびっくりした」、「ありがたいね」と協力してくれた人たちに感謝していた。
同組合では、今回の震災に伴い、募金活動のほか三条市の避難所へのカレーラーメンの炊き出しなどを行った。また、組合店舗によっては、避難者応援サービス「ひめさゆりカード」の協賛店登録、店舗での食事提供などを行った店もある。東日本大震災義援金の募金は、今後も続けていく予定だ。